R+house
モデルハウス
設計・建築家 矢橋 徹
敷地面積 44.48坪
1階面積 18.47坪
2階面積 12.96坪
延床面積 31.43坪
パブリックな2階とプライベートな1階
大きな窓から明るい光が差し込む開放的なLDKと
ホテルライクなくつろぎ感を大切にしたベッドルーム&サニタリー。
用途の異なる空間を2つのフロアに分散させた住まいは、
「慣習的な概念に囚われない家づくり」をモットーとする建築家の設計。
行き止まりのない回遊式の2階のLDKは、
親しい友人たちとコミュニケーションを楽しむパブリックスペース。
LD全体を見渡せるキッチンは、夫婦や友人同士が会話を楽しみながら
伸び伸びと調理ができるアイランド型を採用。
LDKをより明るく広々を見せるため、
階段ホールの壁は耐震ブレースにして、圧迫感を払拭。
ベランダからの光が存分に降り注ぐように計算されている。
キッチンの収納は、作業台としても使える造作棚とパントリーに集約。
造作棚側に目線の高さの横長窓を設けることで、調理中の手元に届く十分な採光を確保。
パブリックな2階に対し、1階は夫婦の絆を深めるプライベートなフロア。
モルタル土間の玄関からベッドルームへはシューズクローゼットを通って移動でき、
来客時でも気兼ねなく出入り出来るように配慮されている。
ベッドルームの奥には心地よい「籠もり感」のある書斎スペースを設置。
開口のない小空間が洞窟にいるような安心感を生み出し、作業への集中力を高めてくれる。
プライバシーを守りたいサニタリーは、
外からの視線が気にならない高窓で採光を確保。
清潔感のある白ベースの空間にもザイルタイルや木目柄の壁紙など、アクセントになる素材でラグジュアリーな空間に仕上げている。