こんにちは☆ 三樹家の高橋です(*^^*) 家づくりを始めて 素朴な疑問が 浮かんでくる方も いらっしゃるかと思います 「高気密高断熱が 冬暖かくて夏涼しい ってよく耳にするけど 冬暖かくて夏涼しいのって 家として 当たり前じゃない? ってか その辺で売っている 一般的住宅は 全部そうじゃないの?? 冬暖かくて夏涼しいって 家として当たり前のことが セールスポイントって どうなの??」 その通り! 夏涼しく冬暖かい というのは 普通に考えれば 家として 当たり前なのですが 実は! 今の日本の住宅は それが当たり前では無い! 夏暑くて冬寒いのです!! 今の日本の住宅の多くは 冬は家の中で ユニクロの軽いダウン着たりお風呂に入るときに 震えながら服脱いだり 夏にエアコンをガンガンにして 月2万以上光熱費払うのが 常識です ↑ のような経験に 心当たりが・・・(◎_◎;) 高気密高断熱ではない 一般住宅や 中古住宅などは 夏暑く冬寒いから それをしのぐために 光熱費がたくさんかかります なんでこんなことが 起こるかというと 建築基準法で 断熱について 規定が無いからです 極端に言ってしまえば 家に断熱材を入れなくても 違法にはなりません その他 断熱性能に関わる 品確法 や 建築物省エネ法 というのがありますが 建物の断熱性能については 「努力義務」 となっています つまり 出来たらやったほうがいいよ 程度で 守らなかったとしても 強制力や罰則は ありません これが今の日本の家の 断熱事情です しかし、 東日本大震災以降 原発停止や 国際的な温室効果ガスの 排出規制の動きから 日本は さらなるエネルギー消費量の 抑制が求められる状況に 立たされているため 省エネ製品の開発 (身近なもので言うと 家電やLED電球など) や エネルギーの使用を 抑える工夫 をする方向で 国が動いています そこで目を付けたのは オフィス・家庭のエネルギー量 です
オフィスや家庭の エネルギー消費は 日本全体の1/3を占めます
新しい建物を建てるときは 省エネ(電力が少なくて済む)建物 を建てるようにしましょう と
2020年
「改正省エネ基準」
が義務化になるのです
「改正省エネ基準」
とは
ざっくりいうと
住宅に設置する
冷暖房・換気・照明器具・給湯器
が使うであろうエネルギー量に
×0.9した数値
※↑基準一次エネルギー消費量
を
設計(光や風の取り込み)
太陽光発電
熱交換換気の仕様
断熱施工など
※↑設計一次エネルギー消費量
を用いて
数値が下回るように
設計しないと
建築許可しないよ
という制度です
設計一次エネルギー消費量
が
基準一次エネルギー消費量
を下回ればOK!
「改正省エネ基準」で
定められた基準を
満たさないと
2020年以降は
建築許可が下りません
とは言っても
まだまだ日本は
省エネ先進国である
ドイツには
到底及ばず
世界基準で見ても
日本は低水準です
それでもなお 高気密高断熱ではない 基準を満たさない家を これから建てようとするのは 光熱費が高くなってもいい 夏暑く冬寒くて 室内で ユニクロのダウン着る住宅に 何千万もかける ということです そういう住宅を 仮に1200~1500万円で 建てるのが 本当にお得なのか?? 建てた後の暮らしがどうかを 考えて 家を選んだ方がいい と思います(*^-^*)住宅について もっと詳しく知りたい! 損したくない! という方は 「家づくりcafe'」 にご参加ください♫ ↓ ↓ ↓
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