こんにちは。
三樹家の銭谷です。
先日、O様邸の気密測定がありました。
家にどれぐらいの隙間があるかを写真の機械で測定して、
数値で出してくれます。
専門的な話を聞いても、分からないことが多いですよね。
基準を知っていれば、数値を聞いて自分で判断できます。
測定結果はC値という数値で出されるのですが、
この数字が小さいほど、気密性の高い家となります。
例えば、2013年の次世代省エネ基準のC値では
寒冷地はC値2.0以下、その他の地域ではC値5.0以下という基準値でした。
計画換気をきちんとしようと思ったら、C値0.5以下が必要になります。
高気密高断熱の家を検討している方は
検討している住宅会社に今までの数値を聞いてみて下さい。
気になるO様邸の結果ですが、0.2台というとってもいい数字でした!
C値とは、住宅における相当隙間面積のことです。
建物全体にある隙間面積(cm2)を延床面積(m2)で割った数値で、
建物の気密性能の指標として用いられています。
C値の測定は、実際に建てられた建物内で、
専門の気密測定試験機を使って行います。
数値が小さいほど優れた気密性をもつ建物といえます。
例えば、延床面積が40坪(132m2)の場合、
C値が5.0なら隙間面積は660cm2(はがき約4.5枚相当分)、
C値が2.0なら隙間面積は264cm2(はがき約1.8枚相当分)です。
今回のように0.2台だと、一般的な名刺の半分の大きさになります。